30代のメンズの髪型はセルフカットで済ます!

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こんにちはitsuです。今回はセルフカットの利点とやり方を大雑把にお教え致します。

セルフカットは確実に技術が向上していくもので、慣れれば人生の武器に成ります。

美容院はここ一番で決めたい時に行けばいいのです。カラーやパーマやは価値が高いですが、普通のカットとも成ると外見を重視する10代20代に比べて相対的に価値が下がっているのです。

30代の仕事に集中するであろう3ヶ月など、髪を美しく切る必要が無い、短ければ何でもいい、という期間が人生には存在すると思います。フリーランスや自営業は尚更です。そんな時に役立つ筈です。

目次

30代のメンズの髪型のセルフカットとは何か?

30代は髪型にそこまで拘らなくなります。優先度が下がるのです。そこで自宅で1時間以内にセルフカットが出来れば相当なコストパフォーマンスを発揮します。

癖や毛質を活かした自然な髪型で、特徴は要領はシンプル、費用対効果は大きく、です。要は、ただのショートカットです。誰に会っても何も言われないような、印象を残さない、かと言って不快にもさせず、さっぱりしている、ちょっと伸びたらただのミディアムに成る、このような髪型を目指します。無難に要領よく機能性を高くと言った感じです。

セットなしでもいいようにします。セットなしとはワックスやスプレーなどを使わず、ドライヤーのみで完結する事を言います。

ドライヤーで乾かす時に大まかに髪の癖を付けるだけです。おすすめは前髪を上げるスタイルです。

初めての人は失敗してもいいように、休日前など美容院や床屋に駆け込めるようにやりましょう。自営業者や自由業者は関係ないので思い立ったらやりましょう。そこまで重圧に感じる事無く、失敗しても髪なんてまた生える、くらいの気持ちが無いと出来ません。ある意味で、そこまで拘らない性格の人しか出来ませんが、やる価値は有ります。

なぜ30代のメンズの髪型はセルフカットがいいのか?

30代は機能性と効率性を重視します。デザイン性や格好良さはそこまで重視せず、価値観の違いと共にセルフカットの有用性が高まるからです。

勿論、気合いを入れてお洒落をする時や、美容師や床屋さんがレベルが段違いなのは理解はしています。

しかし、何も気にしていない時の髪型や髪の毛というのは、長ければ鬱陶しく、かと言って、短すぎて変に成っても自分のイメージが下がり、仕事のテンションも下がります。

これを解決するのがセルフカットで、セルフカットの利点の一つが自分でデザイン出来るという点でもあります。髭や体毛は自分で剃るのだから、それと同じ感覚で髪を扱うのも自然と言えば自然です。髭も自分でデザインしますよね。

俺はセルフでこの髪型にしてる、という自負が自信に成り、精神的にも落ち着きます。10代20代の後悔より30代の前向きな姿勢がセルフカットと相性が良いという訳です。

技術も向上し、手先も器用になった気がします。新たな扉を開いた感覚に成ってみてはいかがでしょうか。

髪の毛が人に与える印象は大きいですが、その部分を自分でコントロール出来れば幸せでしょう。

また、髪をお洒落にする段階はとうに過ぎている、美容院だろうが床屋だろうが毎回癖毛のせいで仕上がりが似たような感じに成る、という人にも有効です。自分で切っても同様の結果に成るという事です。

では30代のメンズの髪型のセルフカットはどうすればいいのか?

まず、道具の準備です。三面鏡、ダッカール(髪を纏めるもの)、通常のはさみ、梳きばさみ、コーム(髪を梳かすもの)、(目が悪い人は)コンタクトレンズ、眼鏡ではなくコンタクトレンズです。眼鏡は駄目です。死角が多くて見えにくいのです。格好はパンイチか裸が望ましいです。髪を切っていると熱く成り汗が出るので、夏は裸で冷房が丁度いいですし、冬は裸で暖房なしでやります。

掃除機を事前に準備しましょう。掃除機は頭の毛をそのまま吸うので先端のブラシは外して備えて置きましょう。すぐに風呂で流すので、身体に付いた細かい毛は気にしないです。

{カットフェーズ}

まず、非常にシンプルな考え方を持ちます。①顔周り以外は全部同じ切り方で縦に取り縦に切るレイヤーカット②顔周りと襟足だけ小刻みに横に切る、これだけです。しかも①が九割を占めます。全体にこれをやるだけです。レイヤーを全体に掛け最後に顔周りと襟足を調整するだけなのです。レイヤーこそ肝腎で、一般的なカット手法はデザインカット以外はレイヤーだと思って下さい。レイヤーとは段々に切る事で、髪型とは段々であれば自然に見えるのです。

髪全体にレイヤー(段に成るように切る事)を掛けるだけなのですが、そのやり方とは、遠い手で縦に取り、近い手で縦に切る、というだけです。全体に共通している事項なのですが、右側は右手で、左側は左手で切ります。このセルフカットの最大の難所と言ってもいいかも知れません。両利きで無ければ出来ないのです。

理由は、後ろやサイドの左側を左手で縦に取って右手で切るというのは自然では無いからです。縦に取るという行為を遠い手で回り込むようにしてやれば近くの手を近くのカットに使えます。

この法則は後ろやサイドには通用するのですが、真正面のフロントだけは通用しません。そこで、フロントは、このような取り方をして下さい。以前は横に取って縦に切るというやり方でやっていたのですが、指を切る、という事が頻繁に起きたので今ではこのやり方に変えています。

最初に後ろから切ります。フロントから切ると髪の毛が顔に張り付いて不快なので後回しです。

③後ろはブロックに分けて切ります。基本的な切り方が縦に取って縦に切るという事です。この時に取り過ぎない事です。取り過ぎると横に切ったのと同じに成ります。横に切ると例え後ろやサイドでも急な段差の違和感が出てしまいます。絶対に横に切ってはいけないのです。分厚く縦に取ると厚さの分だけ横に切ったという事になります。基本的に厚い手応えは禁止です。軽くて薄い手応えしか感じないのです。

縦に取るとは、縦のラインの毛束を軽く薄く取るだけです、これを切るからいい感じのレイヤーに成るのです。ですから、縦に取る、という段階でもう既に決まっています。縦に取る、という事に最大限注意を払って下さい。軽く薄く取るので、その分だけ回数を多くします。そうする事で、失敗なく違和感なく切る事が出来ます。

全体にレイヤーを掛けてもまだ顔周りと襟足は長いままなので、ここで初めて横にハサミを入れます。一気にズバっと切らないで下さい。小刻みにザッザッザッと慎重に入れて下さい。

お好みのデザインに仕上げて頂ければ結構です。モミアゲ部分は長めにとか、耳は半分出してとか、前髪の横側は長めに残すとか、好きなように切るだけです。襟足は私の場合は横一線に切ってしまいます。襟足は前髪みたいにパッツンのような概念が無く、むしろ横一線の方が綺麗に見えるからです。カットフェーズの②は襟足→横のライン→前髪のライン、という順番が最も良いです。とにかく前髪は最後です。

{仕上げフェーズ}

全体を梳きばさみで毛量調整しますが、これはお好みでやればいいだけで、特に技術は必要有りません。トップやフロントなどボリュームが必要な所は梳かないようにしましょう。バックやサイドや襟足付近の嵩張るような所を梳いていきます。あまり梳きすぎないように、思っているより少なめでいいです。バックも梳きすぎると絶壁の頭に成るので格好悪いですし、梳いてる時は気持ちが良いのですが、梳かない方が仕上がりが良かったりします。多く梳くのはハチやサイドです。横の膨らみを抑えて格好良く成ります。

最後に、正面から見てはみ出てる毛をカットします。変に横にはみ出てる毛などが後ろにあったりします。バランスを整えると言う事です。

掃除は、箒や塵取り等があれば便利ですが、私は用意しません。身体に付いた毛と頭に残った毛をその場である程度は掃います。それらを手で掻き集めてごみ箱に捨てて、後は掃除機で吸うだけです。

頭に残った毛は掃除機のブラシ部分を取り外して筒の部分だけにして頭の毛ごと吸います。1000円カットの掃除機と同じです。

衣類に付いた髪の毛はビニールテープや紙テープを使ってペタペタと取ります。後はお風呂に直行して残った身体に付いた毛と髪の毛を洗い流します。完璧な掃除は風呂から出て乾かした後でいいです。

具体的な道具と手順{各道具の写真}{段の概念}(手書きでもいい分かり易く)

こうすれば30代のメンズの髪型のセルフカットは良く成る!

セルフカットの頻度は、人付き合いが少ないなら2ヶ月に1回程度がいいでしょう。1ヶ月で一度切れば大きなギャップも無いですが効率的には悪いです。

私は3ヶ月持たせる二回カット法を使います。まず最初のセルフカットで前髪は長めに残しましょう、前から見た時の印象の変化が少ない、ギャップが少ないという利点があります、

一回目セルフカットで、前髪は目に掛からない程度に切り、1ヶ月後に2cm程切るという、時間差の前髪切り、を使うと、最初は前髪を残すから印象の変化が少なく、2回目は後ろやサイドを切らないから、前髪だけの変化に気を付ければいい、という裏技的なこの作戦で、合計で3ヶ月は持ちます。

前髪は与える印象も大きいので、最初はバックやサイドと共に大きく切ると「髪切った?」の標的に成ります。ですので、最初のセルフカットでは前髪は控えめに、二回目のセルフカットで前髪だけ切るという手法が理に適っているのです。二回目は前髪だけしか切らないので洗面台でも切れるのが特徴です。洗面台のシンクに紙を敷いて切ればいいお手軽なのです。

前髪と後ろやサイドは同じ速度で伸びるのですが、錯覚で前髪だけ伸びるのが早く感じるそうです。これは後ろや横は伸びても支障が無いからです。機能性と印象を考慮すれば前髪は非常に存在感の大きいものです。前髪のカット頻度を上げるのは当然の成り行きかも知れません。

いかがだったでしょうか?とにかくレイヤーに気を付けて下さい。レイヤーを制する者はセルフカットを制します。後の枝葉の部分はどうでもよく根幹の全体のレイヤーカットだけを極めて下さい。

この先セルフカットでも行けるという確信を得られると思います。

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